20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方

仕事
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この記事で分かること💡
  • 20代の転職データ
  • 20代の転職タイミング
  • 20代の転職成功の考え方
  • 20代の市場価値


長引く不況により終身雇用は崩壊状態と言われ、年金受給もどうなるか分からない世の中。
未来を背負って立つ20代のあなたがこの先活躍できるように記事を起こしました。

あなた
あなた

今の仕事がつらい…
でも転職は不安…
20代で転職なんて甘えでは…

こんな自分に転職先なんて…

こんなお悩みを解決します。


筆者は20代の間に転職5回、現在は人事部勤務。
リアルな目線でお伝えします。

ちょぬ
ちょぬ

では行ってみましょう!

20代の転職

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方

20代の年収や転職に関するデータ、
転職市場に関するデータと共にお話します。

当記事のデータを見れば、あなたの不安も少し軽くなるかと思います。
あなた自身の待遇と当てはめながら見てください!

20代の転職は大丈夫?

先にお伝えします。
大丈夫です。
それどころかおすすめです。

理由は3つです。

20代の転職がおすすめな理由3つ
  • 転職エージェントの市場規模が拡大している
  • 早くから得意・好きを見つけられる
  • 会社は守ってくれない

一つ目
『転職エージェントの市場規模拡大』です。
今までは転職活動=個人で行っていたため、

自分に合う会社なんてあるのだろうか…
自分で複数探すのは大変…
面接と実際の内容が違いすぎる…

このような不安が多々ありました。
しかし、転職エージェントが一般化したことにより転職は一人じゃない時代が来ました。


休職者一人一人に担当がつき、求職者と合った企業をコーディネートしてくれるので、
転職の失敗率が下がったからです。

二つ目
『早くから得意・好きを見つけられる』
20代後半から30代にかけてと部下を持つようになり、仕事の責任感も増えるでしょう。

その時に

あれ…?
この仕事やりたかったんだっけ?

となっても、抱えるものが増え身動きがとれないまま嫌な仕事に向かうことになります。
まだまだ再チャレンジがきくうちに『興味のある業種』は経験しておくべきです。

三つ目
『会社は守ってくれない』
年功序列も崩壊、能力評価の会社も増えてきました。
そんなとき、やる気のないまま会社にぶら下がっているだけではいつか痛い目を見てしまいます。
せめてあなたが少しでもやる気がでる業種を選んだ方がリスクは減ります。

20代の平均年収は?

そもそも、あなたの待遇は一般的なのか?
給料面で比較してみてください。

年齢別平均給与

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方
民間給与実態統計調査 国税庁

20代の年収平均

年齢男性女性
20~24歳 平均284万円249万円267万
25~29歳 平均404万円326万円370万
民間給与実態統計調査 国税庁より

また、
dodaが発表している年齢別の年収はこちらです。
こちらはdodaの登録者データが基準となっています。

doda登録者平均給与

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方
https://doda.jp

上記の通りです。
また、業種別では以下となります。

業種別平均給与

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方

あなた自身がどの位置にいるのか確認してみてください。

転職はお金だけではないと思いますが、一つの参考にしていただき、現在のお勤め先が平均より下回っているようであれば転職を視野に入れても良いかと思います。

20代の離職率や回数はどのくらい?

3年以内に離職する20代が30%と言われています。

年齢男性女性
20~24歳14.9%12.1%
25~29歳13.6%14.7%
28.5%26.8%

転職回数について

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方
マイナビ調べ

こちらは平均データですが、


転職1回が39%
2回~3回が21%
3回以上が3%


平均すると20代での転職回数は1~2回となります。
一方、なし(転職回数0)が37%ほどいるのも事実です。

このデータを見れば、転職に抵抗を持つ必要はないですが、3回以上転職経験があると

続かない人?
トラブルメーカーでは?
精神的に不安定?

などネガティブイメージがあるのは事実です。

20代が転職を考えるタイミングは?

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方

20代でも前半と後半で大きく差があるものです。
実績やスキルは無くても20代前半は勢いで転職してしまう方も多いでしょう。

20代後半は結婚などのライフイベントや今後のキャリアなどを見越した転職になっていくでしょう。
こちらでは筆者の体験も交えて記載します。

20~24歳が転職を考えるタイミング

  • 給料が安い
  • イメージと違った
  • 先輩・上司がウザい
  • 自分の生き方に合わない
  • 彼女・彼氏と別れた

給料が安い
あなたの歳の平均年収と身を置いている業種平均の中から今一度考えてみてください。

イメージと違った
実際に入社してみたら地味な作業ばかり。
配属先が希望と全然違った。
つまらない中からでも楽しみを見出すことも大切ですが、
どうしても我慢できなければ転職した方が良いでしょう。

上司がウザい
部下は上司を選べません。
我慢するか、離れるか考えましょう。

自分の生き方に合わない
20代前半はまだまだ希望に満ちています。
自分の力量を見誤ってしまうこともあります。
あなたにとっての優先順位をつけましょう。

彼氏・彼女と別れた
何のために頑張っていいか分からなくなります。
別れを機に転職する方は意外に多いです。
(筆者はそうでした…)

25~29歳が転職を考えるタイミング

  • 給料・役職が上がらない
  • 現状の環境に悩む
  • 中間管理のプレッシャー
  • 彼女・彼氏と結婚
  • 出産・育児

給料・役職が上がらない
数年たち平均給与を超えられていないと、30歳を目前にしこのままでいいのかこの先に対する不安がつのります。

現状の環境に悩む
社会に慣れることによって、いろいろなことが見えてしまいます。
会社の将来性、あなた自身の評価を踏まえ、このままでよいのか?本当にやりたかったことは?と悩みます。30歳までには○○と決めていたことが実行できそうにない焦燥感も出始めます。

中間管理のプレッシャー
後輩・部下の育成を任せられるケースも増えるでしょう。
その時に部下の育成、上司の要望の両方をこなさなくてはいけないため自分だけ良ければいいとはならず、振り回されることもあるでしょう。

彼女・彼氏との結婚
同棲、結婚を考えるのもこの年代でしょう。
このままの給料や勤務時間で家族を持てるのか?
将来を見据えて今の会社に属してよいのか迷うときがあります。

出産・育児
実際にお子様が産まれた方もいるでしょう。
稼ぎ頭が一人になる可能性もあるので、現実的な金銭問題に直面します。

転職を成功させるために

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方

結論、あなた自身の『市場価値』を上げていく必要があります。
市場価値とは『社会全体での価値』です。

20代はあなた自身のキャリアプランや働き方、強みと弱みの把握をしっかりと行うだけで転職時に大きな失敗をせずに済みます。

漠然と不安を感じるだけでなく、具体的な行動に移していきましょう。

市場価値を上げるには?

  • 人生のロードマップを作る
  • キャリアプランを明確にする
  • PDCAを回す癖をつける
  • なにかで№1になる
  • チャレンジを恐れない
  • 新しいスキルを身につける


人生のロードマップを作る
仕事だけでなく、人生の中で自分はどうしたいのか?
をなるべく具体的にイメージしできれば書き出しましょう。
かっこつけずに、正直にどうしたいか?先にゴールを決めておくことをお勧めします。
それが『だらけた生活をしたい』でも構いません。
そのゴールに到達するまでを逆算すればよいのです。

キャリアプランを明確にする
どんな職種でなんの部署・役職をいつまでに目指すのか明確にしましょう。
まずは自分の目標が無いと、力を入れるべきポイントがぶれてしまいチャンスが分散されてしまうからです。

PDCAを回す癖をつける
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルを回していくことです。
PとDまでは行う方は多いですが、それをどうに評価するのか?計画とずれたらどうに改善するのか?
出来なくてもあなた自身の頭で考え続けることでおのずと次の一手が浮かぶようになります。

なにかで№1になる
筆者がもっともこだわるポイントです。
№1とは業績や結果だけではありません。
例えば、毎日大きい声であいさつする。
報連相の数は誰よりも多い。
期日付きの資料は誰よりも早く出す。
など、続けることによってポジティブなイメージとキャラづくりができます。
新しい仕事が降ってきたりします。

チャレンジを恐れない
この年代は会社に疑問を抱くことも増える時期です。
率先して提案しましょう。
ただし、言いたいことを言うだけでなくあなたの影響の輪を意識して発言しましょう。

新しいスキルを身につける
どうしても今の会社では成長できない。
そんなときは、あなたが興味のある分野を新しく学びましょう。
それが副業につながる可能性も大いにあります。

筆者は会社員をしながら、youtube、せどり、物販など色々と試してみましたが、おすすめはブログです。顔出し声出しなし・低投資・時間自由・ストック型資産のため、場所を選ばず高収益を狙えます。
それにライティングスキル・プログラミング…数えきれない新しいスキルが手に入ります。
ちょっとポジショントークっぽいですが、試す価値はありだと思います。

筆者のブログの軌跡はこちらから

自分の市場価値を知るには?

20代というだけで価値が高いのです。
なぜなら、少子高齢化により若い世代のボリュームが少ないので、転職市場では30~50が溢れていたりします。

その年代は経験はありますが、生活も守っていく必要があったり過去の実績から給与水準も高いのですが、考えが固まってしまっている方も多いので、マッチしにくいことも多々あります。
企業側からしたら20代の方をしっかり教育して活躍してもらう方がいろいろとコスパが良いのです。
(ぶっちゃけ…)

同じ中途入社なら、若い方たちのほうが未来への期待も高く可能性も大きく、体力も感性もあるあなたたちは圧倒的に有利なんです。

とはいえ、自分にはやりたいこともないし…
何ができるかもわからない…

このように考えてしまうこともあると思います。
市場価値を知る方法は1つだけです。

『他人に見てもらう』

これが一番確実です。

ではどうすればよいか?
2つの方法があります。

  • 社外の人とコミュニケーションをとる
  • 転職エージェントに相談する

社外の人とコミュニケーションをとる
こちらは取引先や仕事関係だけではありません。
旧友やご家族、いきつけのお店のマスター、誰でもよいのです。
私のいいところって何?
と聞いてみてください。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、きっとみんな話してくれますよ!

転職エージェントに相談する
何人も企業と個人をマッチさせているプロです。
あなたが弱みだと思っていることが、他の会社では強みになることもザラです。

こちら、市場価値を知るための心理学を記載していますので併せてどうぞ!

まとめ

20代の転職はあたりまえ?転職に成功するたった一つの考え方
まとめ💡
  • 20代前半の平均年収は約280万
  • 20代後半の平均年収は約380~400万
  • 転職を考えるタイミングで自分を見直す
  • 転職するまでに市場価値を上げる
  • 自分の市場価値を知っておく

以上、5つです。
筆者は20代で5回転職しています。
ニートの時期もありました(笑)

皆さんにお伝えしたいのは、転職は難しくないということと自分の人生を明確にしておきましょうということです。

転職は気楽に

転職には2種類あります。

1.不満からくる転職
2,成長のための転職

もちろん、成長のための転職がベストですが、筆者は不満からくる転職も全く否定しません。
転職=逃げと考える人もいますが、極論逃げたっていいんです。
自信が逃げたと自覚することで見えるものもあります。

筆者は1年ニートをやっていた時に、自分は何がしたくて何が出来るか?
考えながら日々を悶々と過ごしていました。
こういう『モラトリアム期間』が意外に成長を促してくれたりします。

人事をしていると仕事に追い詰められている人が多すぎると筆者は感じます。
ライオンだって自分が危なかったら逃げますよ?
追い詰められて命を落としてしまう生物は人間以外いません。

仕事も大切だとは思いますが、まずはあなたが健康であること、チャンスはいくらでも来るということ。そのために一時退散し、力を蓄えるのはアリだということ。
何もせず・考えずに日々を過ごすのは×ですよ!

じっくり考えて、次のステップに進んでください。

20代を楽しもう

自分で稼ぐ力も付き、社会の荒波に揉まれ、理不尽とも向き合わなければいけないこの20代をどういう風に過ごしたか?で今後の人生の60%が決まるといっても過言ではないと思います。

20代は勉強・失敗・挑戦の繰り返しで良いんです。
30代のときに、『こんなはずじゃなかった』と思う必要のない人生を歩むために、行動していきましょう!

当ブログがあなたの一歩のきっかけとなれば幸いです。

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